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講座を使って仕事を辞めずに受験勉強を進められた

滋賀県 I.Sさん   専門科目基礎講座を受講
京都文教大学大学院 臨床心理学研究科に合格

予備校の勉強だけでは不安になり受講を決めた
私は今年の3月に大学院を受験することを決めました。とりあえず過去問を見たものの、膨大な範囲のため何から手をつけてよいかが分からず途方に暮れました。社会人で時間がなく、他学部出身のハンデもあるので、まずは予備校へ行くことにしました。仕事をしながら平日夜1回、日曜1回の計週2回の予備校通いは宿題をこなすのに精いっぱいでした。予備校に通っても、論述問題では調べて書いてもニュアンスが違ったり、ポイントを押さえていなかったりと、うまく解答がまとまらない状態でした。そして、やみくもに時間だけが過ぎて行き、予備校だけでは要点をつかめていないという不安を感じていたのです。そこで、かねてから読んでいたデルタプラスのメルマガが分かりやすい内容だったので、『専門科目基礎講座』を受講することで、理解不足の部分を補強していくことにしました。

予備校と並行して講座を活用した勉強法
私の勉強法は、予備校の宿題が主でしたが、その宿題をするために、デルタプラスのテクニカルタームをまとめたメルマガや、『専門科目基礎講座』を参考にして論述問題を記述しました。講座は、内容がよくまとまっていて、キーワードが赤字で強調されていたので、要領よくポイントを押さえることができてよかったです。大学院受験では「ノート作りが大切」と聞いていましたが、テクニカルタームをまとめるのにはとても時間がかかるものです。そこで、私の場合は、通勤時間を利用して、電車の中でメルマガや講座のテキストを読み、一問一答の問題集や臨床心理士の問題集を2冊買って読むようにしました。また、家では専門書を調べて要点だと思われる箇所をノートに書くようにしました。試験前は、志望校が深層心理を中心とする大学院なので、ユングやフロイト、精神分析の本を読むようにしました。

説明会に参加して教授と直に話して志望校を決めた
大学院によって出題傾向が異なるので、受験校は早めに決定し、過去問をしっかり分析して対策を立てることをお勧めします。私の場合、志望校選びの参考として、オープンキャンパスや説明会に4校参加しました。説明会に行くと時間を取られるので非常に悩みましたが、結果的にはさまざまな大学院の教授と直接に接する機会が持てたことが自分に合った大学院を選ぶのに役立ったと思います。私の場合は、お話した教授の雰囲気がとてもよく、懐の深さを感じた京都文教大学大学院を第一志望にしました。それまでは、他大学院を第一志望にしていたので英語も勉強していましたが、京都文教大学大学院の社会人入試では英語の代わりに職務経歴書とキャリアデザイン書、志望理由書の書類選考があり、それらの作成に力を注ぐことにしました。

志望校の入試では臨床心理の新しい知識も問われた
試験を受けてみた感想ですが、専門科目については、私が受験した秋受験の問題に限っては、わりとオーソドックスな問題で解きやすかったです。ただ、問題数に対して時間が50分と短いので、何とか埋めたものの、じっくりと考えている余裕はありませんでした。過去問を通して、せめて用語説明問題だけでも時間配分をあらかじめ考えておいた方がよいかと思います。また用語説明は深層心理のみならず、第3世代の認知行動療法や学習理論が出題されたので、臨床心理については新しい心理療法の知識も要求されているのだな、という印象です。
面接は、教授2名に対し受験生1名で行われました。時間は30分程度あったので、じっくり話をして、落ち着いて思いを伝えることができました。「試験の出来はどうだったか」、「本学を目指する理由」、「なぜ現職を辞めてまで臨床心理士なのか」、「もし落ちたらどうするか」「(合否には関係ないが)専願かどうか」ということを尋ねられました。研究計画については内容よりも「なぜそのテーマを選んだのか」、という点について突っ込んだ質問がありました。研究計画を含めていろいろな質問をすることで、受験生の人柄を見ているように感じ取れたので、自分に正直に、すべての質問に自己一致を心がけ、是非とも入学したい、という気持ちを精一杯伝えるようにしました。面接では、教授が笑顔で優しく接して下さったことが大変ありがたかったです。ちなみに、京都文教大学大学院ではオリジナリティのある研究計画が大事なようです。

講座を使って仕事を辞めずに受験勉強を進められた
正直、春受験までかかる覚悟をしていたので、仕事を続けながら秋受験に合格でき、本当に嬉しいです。予備校の周りの社会人は仕事を辞めて勉強していたため、「私も仕事を辞めて勉強に専念した方が良いのでは?」と何度も不安になりましたが、この添削講座とメルマガを活用して、ポイントを押さえた勉強ができたので、安心して効率よく入試対策を進めることができました。今でも、仕事を続けながら受験勉強をして良かったと思います。