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受験勉強において過去問分析は必須

徳島県 ヤギさん
心理英語完成講座専門科目完成講座を受講

兵庫教育大学大学院 学校教育研究科
京都教育大学大学院 教育学研究科に合格

独学だけでは厳しかったので講座を受講した
私が受講を決意したのは、臨床心理士指定大学院の受験3ヶ月前である5月でした。周りに大学院進学を目指している友人はいたものの、他大学の受験を考えているのは自分一人でした。一人で過去問分析をして勉強方法を考えて、という過程が独学では厳しいと考えたため、いろいろな通信講座を比較して、一番お手頃でかつスピーディーに進められるこの講座を選びました。試験3ヶ月前ということや基礎はある程度勉強していたこともあり、『心理英語完成講座』と『専門科目完成講座』を受講しました。

繰り返し訳すことは理解の定着に必要
英語は、まったく自信がなかったため、講座を受ける前は、時間をかけて文章を一文ずつ文法に気をつけながら丁寧に訳すことから始めました。その中で、決定的に単語力が不足していることに気づいたため、単語帳を買って何度も繰り返し覚えることを日課にしていました。試験本番で紙辞書が使えるといっても、単語を引いて辞書に書かれている意味からどれが適当かを吟味していると、結構時間をとられます。そこで1つの単語の意味を複数覚えることにこだわり、毎日英文を読む中で単語の意味を推測する習慣もつけていきました。講座の英文は、私のレベルでは難しいものだったため、直訳するのがやっとでした。時間を計って訳した文章を、伝わりやすい日本語に直して提出するようにしました。そして、添削されて真っ赤になって返ってきた解答を復習し、時間をおいてまた解くということを繰り返しました。1回の復習で理解したつもりでも、時間をおくと忘れていたり上手く訳せなかったりすることが多々あったので、繰り返し訳すことは理解の定着に必要だと思います。また、知らなかったイディオムや単語も丁寧に解説されているので、効率よく復習することができました。

専門科目の勉強で一番苦労したのは、自分の言葉でまとめること
専門科目は、独学の段階で基礎心理学と臨床心理学の用語をざっくりとノートにまとめることから始めました。このときに、1冊の参考書だけでなく最低でも3冊広げてまとめるようにしたり、理解しにくい部分は調べたりしながらまとめるようにしました。一通りまとめた後、その用語を志望校の出題傾向に合わせて文章で書く練習をしました。講座では、幅広い分野から論述問題が出題されていました。解説が非常に丁寧であるため、効率よくその出題分野を勉強することができました。驚いたのは、統計の問題も解説されていたことです。志望校の過去問で出題されたものに似ている問題だったため、非常に参考になりました。講座の問題で、自力では指定された文字数まで解答を埋められないと思っても、書く練習は受験勉強で必須なので、何を盛り込めばよいかを考えてとりあえず書くことが大切だと実感しました。しかし、最初のほうは知識が不足していて、解答の目星すら立たなかったので調べて書くようにしました。そして返却された添削済み答案を参考にしつつ、自分の言葉でノートにまとめることを繰り返しました。専門科目の勉強で一番苦労したのは、自分の言葉でまとめることでしたね。参考書や解説を写すだけでは覚えられないし、理解も浅いものになると思うので、自分の文章で書けるように要素を調べてまとめるように心がけましたが、この作業はなかなかあなどれないものでした。

答案の特徴を踏まえたアドバイスが頼もしかった
この講座はいつでも何度でも質問ができるということが心の支えでした。講座の問題で理解できなかったこと、勉強方法についてなど、よく質問させていただきました。丁寧に回答していただけるので、非常に心強かったです。特に心理英語の勉強法をお聞きしたところ、一般的に妥当とされる勉強法ではなく、私の答案の特徴を踏まえたアドバイスしてくださったのが、説得力があって頼もしかったです。

受験勉強において過去問分析は必須
受験勉強を円滑に行うために、勉強内容を取捨選択することが必要になりますが、そのためにも過去問分析は必須です。過去問の傾向から重要そうな分野は重点的に繰り返しやり、そうでない分野はある程度説明できる段階まで持っていったら区切る勇気も必要です。もちろん出題傾向が変わることがあるので過去問の傾向を鵜呑みにしてはなりませんが、勉強の指標としては参考になります。私の場合は、受験直前に過去問の傾向から出そうな分野を重点的に勉強した結果、本番の集団討論のテーマとなったのでラッキーでした。
受験勉強はなかなかつらいものですが、やらなくて後悔するよりは、全力でやった結果の方が受け入れられるし後悔しないと思うので、ぜひ最後まで粘って合格を勝ち取ってほしいと思います。