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入試対策はやった分だけ必ず力になる

【合格大学院】
鳥取大学大学院 医学系研究科


大阪府 NYさん
心理英語基礎講座専門科目基礎講座を受講

独学が難しかったので、大学3年生の夏から講座で勉強をはじめた
私がこちらの講座を受講し始めたのは、大学3年生の夏でした。自分一人では勉強できないなと感じたことがきっかけで、資料を請求し、すぐに受講を決めました。しかし、基となる知識がまったくと言っていいほどなく、英文和訳は時間をかけてなんとか、専門科目に関してはまったく手がつけられませんでした。危機感を持った私は、ただ問題を解いているだけではダメだと思い、問い合わせして相談させていただいたところ、英語は単語を、専門科目は書籍を読むことと自分のノートを作ることを教えていただき、それらに専念することにしました。幸い、講座の添削をしてもらえる期間が1年間と長かったので、一通りの知識を身に付けてから、答案に取り組むということができました。これはとてもありがたかったです。

徹底的に書き方をこだわったノート作り
英単語は基本単語と心理学のテクニカルタームとを並行して覚えました。専門科目の書籍は、志望大学院で過去に出ていた分野を中心にさまざまな分野を読み込みました。その際に意識していたのは、関連知識を思い浮かべるようにすることです。初めのうちはほとんどできませんでしたが、繰り返すうちに自然とできるようになっていきます。そうすると、一冊読むのに時間がかかりますが、分かるようになってきたという実感ができ、意欲につながったと思います。
また、ノート作りに関しては、私は2通り行いました。まず、用語やその意味、流れなどを言葉でまとめていきました。その際、メインとなるテキストを一冊決め、その項目通りに進めていました。そして足りないと感じたところを別のテキストで埋めるようにしていました。少し日を置いてまとめたものを読み返し、キーワードに赤線を引くことで、説明をまるまる覚えるのではなく、キーワードを組み立てるということの対策にしていました。
私は非常に飽き性で、ノートまとめなどは、最初は楽しくできるのですが、すぐに嫌になってしまうので、途中で投げ出さないように工夫をしました。例えば、少し良い文房具を買いそろえて使い切るようにしたり、その日まとめる章をランダムに決めたりしました。このノート作りで、だいぶん用語と意味はつかめるようになったのですが、なにせ言葉でまとめているのでつながりが分かりにくく、覚えにくいと感じたのも事実でした。そこで、今度はキーワードだけを樹形図のように書いていくノートを作りました。キーワードの意味はあらかた覚えていたのと、キーワードだけにすることで時間が短縮でき、用語説明の練習にもできると考えたからです。私の志望大学院は基本的に用語説明がメインだったので、その対策にもなったと思います。すべてまとめた後、一度目はノートを見ながら、二度目は何も見ずに意味やつながりを口頭で説明するようにしました。

アドバイスを意識して勉強したおかげで合格できた
そうして添削講座の問題に手をつけたのが本番の約1ヶ月前でした。提出が受験日ぎりぎりだったにもかかわらず、きちんとアドバイスもいただけ、そのアドバイスを意識して勉強したおかげで、無事合格できました。英語は訳しづらいものも多く、難しく感じましたが、それだけ重要なポイントが詰め込まれており、効果的に学習できると思います。単語が苦手な私にとって、覚えておくべき単語と専門用語が解説に載っていたので、勉強しやすかったです。また、専門科目は、解説ページに専門用語の説明や関連知識のポイントがしっかりとまとめられていたので、解いて終わる感じではなく、一度に多くを学ぶことができました。英語にも専門科目にも解答目安時間が2段階で載っていたので、時間の意識もしやすかったです。私は本番で余裕が持てるようにと、目安時間からマイナス15〜30分で解くようにしていました。

入試対策はやった分だけ必ず力になる
講座の教材は参考書というものが少ない臨床心理士指定大学院入試において、問題も厳選されていて、解答・解説も丁寧でしっかりしているので、とても使いやすいと思います。ただ、知識が足りていない時点で解くのは少し難しいかもしれません。ですから、アドバイスをいただきつつ自身でノートをまとめるのと並行し、何度も問題を解き直すことをお勧めします。指定大学院の入試は情報も少なく、不安になることも多かったのですが、やった分だけ必ず力になります。さまざまなリソースを自分に必要なだけ積極的に使っていくことが大切だと思います。また、第一志望の大学院や教わりたい教授は早めに選んで、分析して、可能であれば研究室訪問はしておくといいかもしれません。私自身がぎりぎりの対策で大変だったので、早め早めに進めていくことをお勧めします。