秋入試の敗因は英語にあった

埼玉県 みくさん
心理英語基礎講座を受講

文教大学大学院 人間科学研究科
聖徳大学大学院 臨床心理学研究科に合格

秋入試の敗因は英語にあった
私は以前から英語に苦手意識を持っており、受験勉強において専門科目よりも英語の勉強を苦痛に感じていました。9月の秋入試に向けての勉強は、先輩に勧めてもらった参考書を用いて独学で行っていました。しかし、ひたすら心理英文を訳して全訳例と照らし合わせ、ほんの少しの解説を読む作業では、どうして自分の訳が全訳例と違うのかが分からず、案の定秋入試では不合格となってしまいました。専門科目は少し自信があったので、敗因は英語であると自覚しました。そんな中、秋入試で合格した友人からこの講座を勧めてもらい、藁をもつかむ思いで受講を決定しました。

分からない単語は辞書で調べて、できるだけ和訳の数をこなした
この講座を受講し始めたとき、私は9月までの勉強でのバーンアウトと思い通りに進まない卒論が原因で勉強に身が入らない状態でした。しかし、自分はとにかく英語の勉強を必死にやらなければ2月の合格は望めないと思っていたので、残された時間でこの講座で対策を行いました。勉強方法としては、まず自習用テキストに取り組み、解説を熟読し、重要な文法事項を確認し、その後で添削課題に取り組みました。本当は分からない単語があっても辞書を引かずに訳した方がいいのだろうなとは思っていましたが、自分の性格上、気になる部分があると考え込んでしまって勉強が進まないので、どうしても分からない単語があれば辞書を引いて進めて、できるだけ和訳の数をこなすようにしました。

講座で慣れていたおかげで、本番では集中力を切らすことなく解答できた
返却された添削問題の答案は、文法がよく分かっていないことと文脈に合った訳ができていないことなどが原因で、添削で真っ赤になっていました。それまでの独学の勉強では、自分は文法が苦手であるということは分かっていても、文法のどの部分が苦手なのかは分かりませんでした。しかし、返却された答案は一文一文丁寧に添削されていて、文法のどこを間違っているのか、より自然な和訳にするためにはどうしたらいいのかが書かれていたので、これまでなんとなく英語に苦手意識を感じていた私にとって目からうろこの内容でした。添削課題は自習用テキストで出てきた文法事項や熟語などがちりばめられているので、自然と重要ポイントが身に付いていったように思います。実際の入試では下線部訳の問題が多かったのですが、講座で全訳に慣れていたおかげで、最後まで集中力を切らすことなく解答することができました。

できている箇所をほめてくれる添削者のコメントに励まされた
私は時間に余裕がなかったため、この講座を完璧に活用することはできなかったのが悔やまれます。しかし試験日が近づき焦りや不安が大きくなっていく中でも、とにかく添削で指摘を受けた箇所を重点的に確認して和訳に取り組み、できている箇所をほめてくれる添削者のコメントに励ましてもらいながら、講座をこなしたことが合格に繋がったのだと思います。
この講座の受講を考えていらっしゃる方は、早めに受講をスタートすることをお勧めします。自分で参考書を買って勉強することと比べると、どうしてもお金はかかってしまいますが、その分の力は必ずつきます。私は余裕を持った受験勉強ができませんでしたが、早めに受講して自習用テキストと添削課題を何度も繰り返すことで、重要な文法事項、単語、自然な和訳が身に付いていきます。大学院の受験勉強は、周りの友人が就活などをする中、1人で勉強を続けなければならないので、孤独で辛くて投げ出してしまいたくなることもあるかと思いますし、他の受験仲間と自分を比較して落ち込むこともあるかと思います。しかし、頑張った分だけ確かに自分の力になります。そして案外勉強が思い通りにいかないのは自分だけではありませんし、なんとかなるものです。自分のペースで適度に息抜きもしながら夢に向けての一歩として勉強を頑張ってください。応援しています。