合格実績
西九州大学大学院 生活支援科学研究科 合格
50代になって他学部からの挑戦でも合格することができた
福岡県 ルナ さん
模範解答のない過去問だけで合格することは難しい
私は40代半ばで大学に再入学したのですが、学部は社会福祉学科で心理学科ではありませんでした。そんな私が、臨床心理士を目指して大学院への入学を初めて試みたのは大学4年の秋でしたが、当時大学院入試の受験対策として行っていたのは、過去問と市販の問題集だけでした。過去問を解くということは確かに入試対策の王道です。しかし、臨床心理士指定大学院の過去問には論述形式の問題が多く、それらには模範解答がありません。そのため点数が取れる解答を過去問だけで学ぶことはかなり困難でした。
当初、私はそれさえ分からずに、問題文のキーワードをインターネットで検索したり、参考書で似た問題を探したりして解答文を独自に作成し、それを暗記するというやり方で試験に挑みましたが、当然のごとく失敗。何をどう勉強したら合格できるのかが分からなくなり、すっかり途方にくれていたこともありました。
「今年こそは絶対に合格したい!」との一念で、何とか効率の良い勉強法はないかと必死で模索していたところに、『心理系大学院 入試対策講座』と出会いました。十分に検討した上で私は藁をもすがる気持ちで「心理英語講座」と「専門科目講座」を受講することにしたのです。
添削講座を始めてからわずか半年で志望校に合格できた
講座の教材では、解答例に必須キーワードがいくつか示されており、それらを序論・本論・結論という基本の形の中にきっちり入れて書くということ、そしてキーワードを指定された文字数で上手くまとめるためのコツやテクニックを学ぶことができるようになっていました。そうした学習を踏まえて自分で書いた論述を添削してもらうことによって、問いに対しての「書くべきこと」がだんだん理解できるようになりました。添削された答案にはびっしりと赤で注意点が書かれており、それを読みながら私は主に解答例を何度も何度も書いて、解答のスタイルやキーワードを頭に叩き込むように勉強しました。
そして、添削講座を始めてからわずか半年で、私は志望校に合格することができました。大学院入試に対抗できる学力を効率よく短期間で身につける手段として、この添削講座は私にとって最強の教材でした。それまでのように、ただがむしゃらに知識を暗記するだけの勉強では、こんなに早く指定大学院の入試突破は果たせなかったでしょう。
指定大学院の入試では知識と知識のつながりが問われる
指定大学院の入試問題というのは、直球ではなく遠まわしの言葉を使って知識の理解度を問われることが多い印象を受けます。例えば、私が実際に受けた大学院の問題の中に「臨床心理士として、クライエントを理解する方法としてどういったものがありますか。1000字以内で書きなさい」という問題がありました。この問いの解答を導くためには、まず「心理査定の具体的な方法を挙げなければならない」ということを思いつかなくてはなりません。「クライエントを理解するための方法」=「心理査定の方法」であることが知識としてつながっていなくては解答できない仕組みになっているのです。
50代になって他学部からの挑戦でも合格することができた
心理学専攻の学部でもなく、出身校でもない大学院を50代で受験することは決して簡単なことではありませんでしたが、洗練された講座テキストを使って親切丁寧な添削指導を受けることで、こんな私でも無事に指定大学院に合格することができました。将来は主に学校カウンセラーとして、今までの子育てなどの人生経験を活かせる臨床心理士になりたいと考えています。これまで添削講座でご指導いただいた先生方には、この場を借りて改めてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。