合格実績
広島大学大学院 人間社会科学研究科 合格
広島修道大学大学院 人文科学研究科 合格
丁寧な添削と質問回答のおかげで、納得のいく研究計画書を完成させることができた
熊本県 キョウ さん
自分だけで大学院受験の準備をすることに限界を感じて受講を決意
受講のきっかけは、自分自身で大学院受験の準備をすることに限界を感じたことにあります。私は他学部卒であったため、心理系大学院の準備方法がわからず、相談できる経験者も周りにいませんでした。論文の構成や分析方法が異なる学問の研究計画書の執筆に限界を感じ、自分で払える金額であった「研究計画書講座」を受講しました。
漠然とした不安がなくなり、研究計画書の執筆までのプロセスを可視化できた
最初の課題は、研究内容以前にテーマの決定や仮説の形成といった論文の構成方法でした。試験から半年と時間が限られているにもかかわらず、研究したい内容が整理できておらず、言語化が難しい状況で焦っていました。このような中、「研究計画書講座」では、はじめに自習用テキストが配布されます。自習用テキストでは、研究計画書を書き始める以前に知っておくべき、入試における研究計画書の位置づけやテーマの取捨選択などが事細かに記載されています。研究計画書の執筆の前にこのテキストを読むことで、「研究計画書はどのような道筋を辿って執筆するのか」、「大学院側が研究計画書に求めることは何か」、「どのようにテーマを絞るのか」といった土台を形成することができます。結果、やんわりと研究したい内容はあるけれど、どのように研究計画書に落とし込んだらいいかわからない、といった漠然とした不安がなくなり、研究計画書の執筆までのプロセスを可視化することができました。
丁寧な添削と質問回答のおかげで、納得のいく研究計画書を完成させることができた
第2の課題は、添削を受けて研究計画書を洗練化する段階にありました。例えば、文章の構成や言葉の選択、適切な分析方法の選択、倫理的問題への配慮などです。自習用テキストを用いて研究計画書の土台を理解し、研究計画書の執筆と添削を重ねました。添削では、自分では満足に執筆できていても、研究の背景と見通しが混同していたり、具体性に欠けていたり、研究内容と先行研究の関係性が薄かったりなど、さまざまな課題をご指摘いただきました。このように専門家である第三者に添削していただくことで、文章の抜けに気づくことができ、文章をより中身のある、わかりやすいものへと改善することができました。また、あくまで文字でのやり取りになるため、先生の添削の意図が理解できなかったり、自分の意図をうまく文章化できなかったりなどの疑問や意見が出ることがありました。こういった場合、私は疑問点を確実に解消して執筆を行いたかったため、自分が納得するまで先生に質問をしました。これは、いつでも何回でも先生に質問をすることができる本講座だったからこそできたことだと思います。私の拙い質問にも先生が毎回丁寧に回答してくださったことで、内容に理解と納得をした上で研究計画書を完成させることができました。この結果、大学院受験の面接の際も、自身の研究を自分の言葉で臆することなく説明することができました。さらに、添削を受けて先生が質問してくださる内容は、面接官にとっても同様の疑問であるだろうと考え、面接対策に生かすこともできました。
他学部からの受験でも講座の力を借りれば望みはあると確信した
私は他学部卒であることに加え、文章を構成することが苦手です。そのため、「研究計画書講座」が無ければ、適切な研究計画書を執筆することができず、面接も上手く対応できずに合格は難しかったと感じています。他学部卒である私が、まったく異なる領域である心理系大学院に合格することなど難しいのではないかと内心不安に思いながら準備していました。しかし私は、今回の受験を通して、講座のお力を拝借することで、心理学部生でなくても望みがあると確信しました。