合格実績
北星学園大学大学院 社会福祉学研究科 合格
絶対に大学院に合格するという信念が強い人ほどこの講座は適している
北海道 ようこママ さん
仕事や子育てで困り感を抱く子ども達と触れ合う経験から、公認心理師を志すことに
私は心理学とは無縁の23年間の社会人経験を経て、仕事と子育てをしながら心理系大学院受験に挑戦しました。社会に出た後にもう一度学生になることを考えている、受験勉強に時間的余裕がない、心理学の基礎知識が足りない(もしくは忘れてしまった)、でもやる気は十分という方の励みになればと思い、この体験談を書いています。
私は、仕事上で難しい発達特性を持った子どもたちと出会う機会が多くありました。また、自身の子どもの発達にも極端な凹凸があり、育児生活は悩みの連続でした。そういう経験から、公認心理師として子どもや保護者を支援する仕事をしたいと考えるようになり、いったん職を辞して大学院を志すことにしました。
ただ、大学を卒業してから20年以上も経っており、心理学の知識はおろかどのような勉強をしていたかすら思い出せない状態でした。しかも、私の職歴は院試に有利な経験としては考慮されず、試験条件は新卒生と同じ。そこで、自己流の勉強よりも効率的で、予備校よりも経済的な通信講座を受けることにしました。『心理系大学院 入試対策講座』は、心理系大学院に特化したカリキュラムが組まれており、添削指導や個別アドバイスに応じてくれるなど、頼りがいのあるサービスの割に手ごろな受講料でした。また、受講前に問い合わせをさせていただいたところ非常に丁寧に対応していただき、受講の不安が軽くなったのを覚えています。
志望校の出題傾向や解答方式に応じて、適切な問題を選択できたので効果的だった
専門科目については、まず講座のテキストに取り掛かる前に、心理学の参考書で基礎知識を身につけました。現役生のようにある程度知識があればテキストを進めながら細部を固める方法でも良いかもしれませんが、私は知識がほぼゼロだったので、分野によってはより詳しい文献なども読み、テキストに挑むことができるだけのベースを作ってから問題に取り掛かりました。テキストには、レベルも分野も異なるありとあらゆる問題が掲載されているので、志望校の出題傾向や解答方式に応じて適切な問題を選択することができ、とても効果的でした。
英語は心理系英単語の理解と論文独特の言い回しに慣れることが大事
英語に関してはある程度の語学力があったので、当初は専門科目より難なく進められると考えていましたが、その予想は覆されました。心理英語は、学校で習う英語や英会話とはまったく違うのです。まず、心理系の英単語を知らないと話になりません。また、心理学の基礎知識がないと、提示された文章が何のことを説明しているのかさっぱりわからないのです。日本語が話せるからと言って、日本語で書かれた研究論文を読み解けるとは限らないのと同じです。
そこで、与えられた英文をむやみやたらに訳す前に、心理系英単語の単語集を活用しました。とはいえ、短い受験期間内に単語集のすべてを頭に入れるのは私には到底無理なので、とりあえず単語集全体に目を通した後は、単語学習は家事や子育ての合間の「ながら勉強」風に進めました。重点を置いたのは、英語論文独特の言い回しに慣れることです。それには、志望校の出題傾向やレベルにこだわることなく、ほぼ毎日自分で制限時間を設定して論文を読んで訳す学習を続けました。テキストに掲載されている問題をすべて解き、英文ばかり掲載されている市販の問題集や実際に発表されている論文を解き、記憶が薄れた頃に講座のテキストを解く、という繰り返しで論文を読み漁っているうちに、文章の理解だけでなく英語の心理学用語もわかってきました。
研究室訪問で「脈」があるかどうかを見極める
大学院選びで大切なのが担当教授とのマッチングです。大学院は心理職の資格を取得するための場所と思われがちですが、研究をするための機関でもあります。どのような研究をしたいのかというビジョンをしっかりと立てて、それを受け入れてくれる教授と出会うことが非常に重要です。学力に問題がないとしても、教授の指導の下で研究を進めていく上でその教授との意思疎通や信頼関係がないと、精神的にも学業的にも大変苦労すると思います。ですから、大学院を志す時点で研究の方向性を定め、そのテーマに沿った見識を深める必要があります。自分が何をやりたいのかをきちんと説明できるように頭の中を整理し、研究室訪問で「脈」があるかどうかを見極めた方がいいでしょう。ちなみに、研究についてどの程度真剣に考え学べているかは、教授はお見通しでしょう。
絶対に大学院に合格するという信念が強い人ほどこの講座は適している
大学院の受験勉強は深くやろうとすればするほど深くもできるし、同じ学科でも何に重点を置いているかによって試験傾向が違います。そういう意味で、講座は自分が望む分野の勉強を、自分の匙加減で勉強するという意味でもとてもやりやすかったです。問題に関する疑問の他、受験そのものや戦略についても、質問すれば丁寧に答えてもらえるため、予備校の助言と遜色ないサービスを受けられます。通信講座ですので、自分を律して勉強を進めなければいけない難しさはありますが、絶対に大学院に合格するという信念が強い人ほど、この講座は適していると思います。若いならなおさら、年を取っても自分の力で道は拓けます。努力や信念は個々で培っていくものですが、そこに講座の力を借りて勉強の効率化を図り、志望校合格を目指して頑張ってください。
湯川彰浩から一言
