合格実績
比治山大学大学院 現代文化研究科 合格
ただの通信講座ではなく「打てば響く存在」
広島県 梨江文司 さん
根拠のない自信があったものの次第に焦りへと
以前から興味を持っていた臨床心理士になるため、3月に仕事を辞めました。通学等の関係で進学先はこの大学院と決め、過去問題を取得しましたが、当時は問題を見てもまったく分かりませんでした。でも、試験は11月なので、それまでに勉強すれば大丈夫と、根拠のない自信をなぜか持っていました。仕事を辞めてから退職の手続きや引継ぎの連絡、挨拶、新生活などであっという間に4月も過ぎようとしていました。
『心理学大事典』、『心理臨床大辞典』の二冊で調べて過去問題を問いてみようとやり始めましたが、この二冊の索引で調べても分からない用語がたくさんあって、「えっ、こんなはずでは!」とようやく焦り始めました。それまで独学でも大丈夫だろうと思っていたのですが、入試に出題される用語を覚えようにも、その意味の背景や他とのつながりを把握していないと、意味を調べることさえもできないのだと分かりました。そこで、全体像が理解できる本を探そうとしましたが、「どれを買えばいいかが分からない」、「インターネットで受験ブログを読んでも書いてあることがよく理解できない」という状態で、ようやく通信講座を探すことになりました。
ただの通信講座ではなく「打てば響く存在」
ところが、多くの通信講座は受講料がとても高く、時間もかかり、フォローが心配でした。というわけで、求めやすい価格で、少人数制で、責任を持っての指導、おまけに研究計画書の添削もしてもらえる『心理系大学院 入試対策講座』を選びました。私は移動が多いので、インターネット環境があればどこでも取り組めるというのも魅力的です。教材セットが大量に届いても宅配を受け取ることさえ手間です。一方で、この講座はパソコンから教材や答案をダウンロードでき、必要なものだけプリントすればいいので、余計な物が増えません。テキストがアップされた時や添削が返送された時もきちんとメールでお知らせがあったので、時間の無駄がありませんでした。添削もきちんと細かいところまでコメントしていただき、自分一人では気づかない弱点を知ることができました。
また、質問にすぐに的確な回答があり、心強く感じました。特に、研究計画書は参考書を読んだだけで書き方を分かったような気になっていましたが、実際に自分で作成したものを添削してもらうと、悪い所やどうやって改善すればいいのかが理解できました。
学部から進学する人は同じ目的を持った仲間がいるとは思いますが、田舎で一人、相談相手もいない中で勉強を続けることは大変です。でも、何か困った時に相談できるという心の支えがあるのは、素晴らしいことだと思います。ただの通信講座ではなく、「打てば響く存在」というのが一番です。
メルマガの情報がなければ、受験勉強ははかどっていなかった
登録した「心理系大学院の7つの攻略法」も、心が和んだり、勉強に取り組むやる気を起こしたりしてくれるものでした。また、メルマガに載っているその時々の話題や、やるべきことなどの情報がとてもありがたかったです。メルマガの情報がなければ、受験勉強ははかどっていなかったことでしょう。テクニカルタームの存在も知らなかった私が、メルマガのテクニカルタームを整理して覚えようと頑張ることができました。「将来の仕事」「大学院生活」「研究室訪問」など、多岐にわたるメールの話題に飽きることはありませんでした。
志望大学院のオープンキャンパスに参加すると、先生方との相談コーナーがあり、受験のための勉強法や参考書などを推薦してくださり、研究計画についても丁寧に示唆をいただくことができました。問い合わせをすることで、大学の入試課の方や先生とお話することもでき、進学への意欲も強くなりました。これまで11月だった入試が、今年突然9月初めに変更になり、とても慌てて講座の質問回答で弱音を吐いたこともありましたが、的確な回答をいただきました。
基礎力がまったくなく、準備する時間もなく、3月の試験を受験しても万一だめな時のために、大学の編入学試験を受けるか、単位履修生になって来年度再チャレンジすることも考えていましたが、こうして合格できて本当にうれしいです。
使えるものはすべて活用し、ジタバタもがいて力をつける
卒業論文(30年前で思い出すのが大変でした)の概要と研究計画書の作成にかなりの時間がかかり、直前の勉強は心理学用語集サイコタムをプリントしたものや、この地域の大学院の過去問題をまとめたノートをじっくり読んで頭に入れました。添削講座やメルマガで得た情報、インターネットや書籍の情報や知識、また、講座の質問回答やオープンキャンパスでの相談など、とにかく使えるものはすべて使ってジタバタもがいて勉強すれば、力がつくと思います。いろいろなことを試してみたほうが、後で後悔するより絶対いいと思います。そして、私のように、直前になってから焦るより思いついた時にすぐ行動した方がいいですね。