合格実績
青山学院大学大学院 教育人間科学研究科 合格
あの時、独学にこだわっていたら合格していなかったと思う
東京都 H.M さん
あの時、独学にこだわっていたら合格していなかったと思う
心理系大学院への進学は大学に入学した当初から決めていました。私は働きながら学ぶ社会人学生で、限られた時間の中で院試の準備をするということもあり、3年生の夏頃から早めに勉強を始めていました。その時は、研究計画書だけはどこかの予備校に添削してもらい、専門科目と英語は独学で準備しようと考えていました。しかし、4年生になった春頃に、本当にこのままで合格できるのか不安を感じるようになりました。短い専門用語は市販の参考書でもカバーできるのですが、長い論述がまったく書けなかったためです。早めに院試準備をスタートしたにもかかわらず、解答が書けないことに最初はとてもショックを受けました。この時に、「やっぱり予備校に行けばよかった」と後悔が残らないようにと思い、『心理系大学院 入試対策講座』の受講を決めました。入試では統計・研究法・心理検査法・心理療法・精神疾患と非常に幅広い領域が問われます。講座のテキストは厳選された問題にとても丁寧な解説がついています。これが時間のない私にとっては抜群に効率的でした。あの時、独学にこだわっていたら合格していなかったと思います。
きめ細やかなフォローと緻密な添削指導で、受講して本当によかった
予備校を選ぶ際にいくつかパンフレットを取り寄せて比較し、合格実績と費用を重視してこの講座を選びました。また、働きながら勉強していたので、週末に自分のペースでじっくり取り組める通信講座の方がライフスタイルに合っていることも決め手でした。個人的にとても助かったのは、受講者専用ページからいつでも質問ができるシステムです。独学のときは、疑問が思い浮かんだらメモ帳に書いて自分で調べていたのですが、勉強していると思っていたよりもわからないことが多くて、結局大半が調べないままになっていました。専門書を読んで自分で調べることは大前提なのですが、どうしてもわからないことをいつでも聞けるという安心感は別格でした。また、回答してくださるスタッフの方が、機械的な返答ではなく、ひとつひとつに対して誠意をもって回答してくださっているのを感じました。この講座は、「単なる添削サービス」ではありません。一時期、きちんと実力がついているのかが不安になり質問をたくさんしてしまったのですが、そのときにも別途メールでフォローしていただきました。お互いに顔は見えないですが、きめ細やかなフォローに驚くこともありました。添削のコメント等を通して、自分では気づけなかった部分を指摘してもらったり、研究計画書で書きたいと意図していることを汲み取ってもらったりなど、通信講座ならではの緻密な添削指導で、受講して本当によかったと思っています。
最初は先行研究を引用しただけの継ぎはぎのような研究計画書だった
特にお世話になったのは研究計画書でした。「研究計画書講座」の添削指導は全部で3回あります。受講前は「たったの3回で本当に大丈夫なのかな?」と思っていました。しかし、研究計画書は添削の回数をこなせばよいというものではありませんでした。自分の選んだテーマについて、先行研究でどのようなことが明らかになっており、どのようなことが明らかになっていないのか、そして、まだ明らかになっていない部分を研究することにどのような意義があるのか、といったことを明確に述べなければならず、正直に申し上げると院試の準備の中で一番苦労しました。自分の関心のあるテーマを決めるのは難しくありませんが、それを研究計画書として提出できるレベルまで持っていくことが最大の難関でした。はじめの頃は、先行研究を引用しただけの継ぎはぎのような研究計画書の答案を作成して提出しました。ぼんやりと「こういうことがしたい」と思っていたことをまとめたのですが、添削には「何を研究したいのかがまったくわからない」とあり愕然としました。つまり、自分のことばで明確に言語化できない内容は、他人にはまったく伝わらないのです。大学院の教授たちは心理学の専門家なので、練り上げられた内容かどうかは一目瞭然だと思います。添削指導の丁寧なコメントを何度も読み、自分に足りていない視点や思考方法を知ることができました。これらは大学院入学後にも必ず必要になると思うので、熱心に指導していただき本当に感謝しています。
不安で受験をもう一年先延ばしにしそうなこともあったが…
心理系大学院は定員が少なく倍率も高いので、果たして合格できるのかいつも不安でした。実は、弱気になった時に、今年の受験はやめてもう一年勉強して、来年受かればいいかなと本気で考えたほどでした。しかし、「一年でも早く心理職になりたい。専門性の高い環境で臨床心理学を学びたい」と思う気持ちに嘘はありませんでした。そこで、何としても今年受かるために、テキストの内容や市販の参考書の内容などをすべて一冊の小さなルーズリーフにまとめて、ノートにして常に持ち歩いていました。小さい点がポイントで、電車待ちの時間・お風呂上り・寝る前、とどこでも勉強できるのでおすすめです。何かの参考になれば幸いです。