合格実績
京都大学大学院 教育学研究科 合格
添削指導を受けることで「研究の問題点は何か」という視点が身につく
石川県 ジョー・バイデン さん
十分な完成度の研究計画書を仕上げるイメージができずに悩んでいた
研究計画書というフォーマットを、臨床心理学の領域に沿って、しかも志望校のポリシーも念頭に置きながら仕上げていくということについて、複数の参考書を読んだり所属大学の先生から話を聞いたりして頭では理解したつもりでいたのですが、書き始めてみると実際にどうやって十分な完成度にまで仕上げればよいのかのイメージができず、悩んでいました。また、京都大学大学院の研究計画書は他校と比較して分量が多く、構成に工夫が必要でした。通常の研究計画書のフォーマットであれば「書かなくて済む(変な言い方ですが)」ことも、先行研究の裏づけ込みで書く必要があるなど、入念な準備が求められたのです。
その上で本講座では、全体の論理的整合性や、分量を割くべき部分と削るべき部分など、自分では判断が難しいポイントについて添削してもらえたことが助かりました。添削は事前の予想以上に具体的で、研究計画書を完成させる上で建設的な指針となってくれました。
面接は研究計画のさらなる検討を進める指針となるような有意義なものだった
面接試験では研究計画書の評価できる部分と、まだ検討が足りていない部分について公平に、また良い意味で批判的かつ教育的に指摘していただけたので、私にとっては非常に充実した時間でした。もちろん先生方を前にして緊張しているので、こちらの話は筋が通っているかは怪しい部分もあったかと思うのですが、それにもかかわらずじっくりと耳を傾けていただけたように感じました。各先生からいただいた指摘についてはいずれも妥当かつ研究上重要と思えるものばかりで、終わってからも自分の研究計画について振り返り、さらなる検討を進めるための指針となるような、大変有意義なものでした。
添削指導を受けることで「研究の問題点は何か」という視点が身につく
自分の研究計画書について臨床心理学の専門性を持つ第三者からコメントをもらうプロセスは必須であると感じました。自分の研究の独自性や従来の研究との関連性については研究計画書の作成段階で十分に検討することと思いますが、一方で「この研究の問題点は何か」という視点は、自分一人で取り組んでいては持ちにくい部分もあるのではないでしょうか。研究計画書の添削を受けるメリットもここにあると感じます。