合格実績
跡見学園女子大学大学院 人文科学研究科 合格
添削指導を受けて研究計画がいかに独りよがりな内容であったかに気づかされた
埼玉県 セコイア さん
入試まで限られた時間の中で最優先したのは研究計画書
私は、現職の職務の1つとして相談支援を行っておりますが、経験によるところが多く、必ずしも十分な支援ができていないことが自分の中で心に引っかかっておりました。心理学の知識に裏付けされた関わりによって適切な支援を行いたいと考え、大学院への進学を決意しました。
しかしながら、入試への取り掛かりがあまりに遅かったため、限られた時間の中で最優先にすべきことは出願までに研究計画書を整えることだと考えました。そして、専門家に添削してもらい、アドバイスをいただくことが最も効率が良いだろうと判断しました。何社かサイトを閲覧したのですが、少人数制で3回に分けて添削指導するという『心理系大学院 入試対策講座』の方針が私には合うと考えて受講することとしました。
添削指導を受けて研究計画がいかに独りよがりな内容であったかに気づかされた
研究計画書の1回目の答案は、計画書の構成を6つの項目に分けて、その項目に沿って自分の研究を文章化していくことから始まりました。自習用テキストを参考にしながら書いたのですが、添削された答案に目を通すと、自分の主観に頼った表現であったり、目的や調査対象が不明確であったりと、いかに独りよがりな内容であったかに気づかされました。
2回目の答案は、1回目の添削指導で指摘されたことを踏まえつつ、本番同様の研究計画書の形で作成しました。添削者の視点を借りたことで、足りない部分を補い、曖昧さを減らし、読む相手に伝わる文章を組み立てることができたと思います。添削のコメントは厳しいながらも内容をさらに磨くための激励に満ちており、もっと良い内容に修正したいと思えました。9月から「研究計画書講座」を受講開始し、2回目の答案作成と出願時期が重なったため、十分練られた内容ではない研究計画書を提出することになりました。添削でいただいたコメントは、面接で指摘されるであろうポイントにも触れられていましたので、面談対策ができたことにも感謝しています。
面接で質問されたことは添削指導で指摘を受けた想定内のものだった
跡見学園女子大学大学院の社会人入試の受験科目は、英語と小論文、面接で、これは過去3年変更がないようです。小論文は対策のしようがないというのが正直な感想です。それでも、過去の入試問題を取り寄せて解いてみるのは良いと思います。社会人入試の受験科目は、大学によって違いますので、十分確認してください。
面接に関してですが、研究計画書で指摘されると予想された箇所について、詳しく質問されました。添削でも指摘を受けた箇所でしたので、想定内の内容だったと思います。また、大学院では外部機関での実習が多いことから、仕事を継続しながらの通学が難しいことについて、仕事をどうしていくのかという現実的な質問もされました。
決して安くはない受講料だと思うがその価値はあった
大学院入試に向けた勉強は孤独であり、特に心理学系では知識を詰め込むことに気を取られて、大学院で学ぶという目標を見失ってしまうかもしれません。私が受講したのは研究計画書講座だけでしたが、心理学系の大学院入試のノウハウを持った方々のアドバイスは、自分が今どの地点にいるのかを客観的に確認する手がかりになりましたし、添削のコメントが励ましとなり自分を奮い立たせることができました。決して安くはない受講料だと思いますが、その価値があったと思います。
それから、社会人で心理職を目指すということは、働きながら学ぶことが難しいため、休職もしくは退職しなければならないことが大前提となり、経済的に苦しくなることが予想されます。しかし、学ぶことだけに集中できる環境に身を置けることにワクワクしている、というのも事実です。大学院では心理療法などをしっかりと学び、実習を通して心理職としての基礎を身につけたいと思います。そして将来、臨床の場面で支援を必要とする方にしっかり向き合っていきたいと思います。