合格実績
桜美林大学大学院 心理学研究科 合格
講座という常に相談できる存在が隣にあったことが心強かった
長野県 Shcol さん
大学卒業後に心理学部に編入して公認心理師を目指すことに
公認心理師を目指し始めたのは大学3年生頃でした。ただし当時の私の専攻は心理学ではなかったため、公認心理師になるためには再度学士編入し、学部のカリキュラムを履修することが必要でした。そのため、大学を卒業してからは働きながら通信制の大学で単位を修得しました。通信制大学の卒業が段々と見え始めた頃、大学院の受験を見据えて『心理系大学院 入試対策講座』を利用することを決めました。リモートでも学習が可能であったこと、自分のペースで学びが進められること、コストとサービス内容とのバランスなどが魅力で即決しました。
大学院選びでの苦労が、自分の内面や価値観と向き合う日々をもたらしてくれた
講座のテキストや全国の大学院から集めた過去問で学びを深めつつ、同時に進めたのが大学院選びでした。大学院選びにあたっては、大学のネームバリューや地域で選ぶのではなく、本当に自分のやりたい学びを提供してくれる大学院を見つけ出すつもりで、リサーチをし、説明会に出席する日々が続きました。大学院を選ぶ上で一番重要視したのは「その大学、その先生のもとで学びに没頭できるイメージができるか」という点でした。複数の大学の先生と面談をしましたが、なかなかしっくりこない日々が続き、落ち込むこともありました。ただしその「違和感」が結果として自分の内面や価値観と向き合う日々をもたらしてくれました。元々の問題意識に加えて、受験期間中に経験した医療機関での心理実習や企業での就労経験も影響し、最終的には臨床心理学ではなく、コーチングなど一般の方向けの心理サービスも視野にいれたポジティブ心理学をメインにした大学で学んでいきたいという気持ちに変化し、桜美林大学大学院の受験を決めました。受験校の選定にあたっては講座の影響も非常に大きく、メールで現状の不安を吐露させて頂いた際に、「自分らしい研究スタイルをサポートしてくれる大学がよいのではないでしょうか?」と背中を押して頂いたことがとても嬉しかったことを覚えています。
志望校が決まってからは、関連する文献や図書を読み込む時間に充てていった
桜美林大学大学院の受験を決めたのは8月~9月と遅かったため、それまでは他大学院を目指して勉強していました。勉強は、朝の出勤前、職場のお昼休憩の1時間と、退勤後の時間がメインでした。当初は1日5時間を目指して時間の確保をしようとしていましたが、やはり体調を崩すことが増えたりと仕事との両立が難しくなったため、そこは調節が必要でした。アカデミックな英語については留学経験もあり苦手意識はありませんでしたが、専門知識については志望校がなかなか決まらなかったこともあり幅広くやらなければならず、かなりプレッシャーがありました。最終的に受験した桜美林大学大学院は論述問題がメインだったため、受験を決めてからは受験勉強の内容も変更し、ポジティブ心理学の現在の研究動向を踏まえた上で、自分なりの研究の視点や視座を育てていくという方向にシフトしました。それまで知識のインプット的な学習に充てていた時間は、すべて関連する文献や図書を読み込む時間に充てることにし、研究計画書のトピックに関する先行文献については海外のものも合わせてできるだけ網羅することを意識しました。受験当日は緊張でどうにかなるかと思いましたし、筆記、面接共にところどころ後悔はあります。しかし誰よりも文献をたくさん読み、自分の意見をまとめ、やりたい研究やなりたい実践家像について熟考を重ねた時間の厚みはあったつもりなので、終わった後はただやり切った、という気持ちでした。
講座という常に相談できる存在が隣にあったことが心強かった
1年間の受験生活を経ての一番の産物は、自分と向き合う時間をもらえたことだと思います。自分の興味関心に合わせて研究を設計するという体験の中で、苦しいながらも楽しさがあり、また研究計画書を作成する中で、「自分は本当は何を追求したいのか」、「自分はどんな心理士になりたいのか」、「心理士という仕事を通じてどのように社会に寄与したいのか」をとことん向き合う時間を持つことができました。そういった時間の中で常に相談できる存在が隣にあったことは大変心強かったです。現役の受験生と違い、社会人であり周囲に同じ大学院受験をしている同級生がいない、身近に先生がいない私にとって、このようなサービスがなければ精神的にも乗り越えるのは難しかったと思います。顔を合わせて直接ご指導いただくことはありませんでしたが、終始一貫して質の高いサポートを頂き、非常に感謝しています。