合格実績
鈴鹿医療科学大学大学院 医療科学研究科 合格
コツコツ続けることで何とかなったのは、努力の方向が間違っていなかったから
三重県 かめ さん
社会人で周りに受験仲間がいない中、情報を集めたい一心で講座を受講した
受講を始めたのは2023年2月末、試験日は2024年9月、つまり私は受講期間を1年間延長して志望校に合格しました。本格的に勉強を始めたのは2024年2月です。2月から5月までは基礎固め、6月から実践練習の開始、本番1ヶ月前はそれまでに解いた問題の復習を繰り返ししました。以下に受験体験を記します。
受講前は何から手をつけていいか、どうやったら合格するのか、過去問を調べながら解いてみても、正解かどうかまったくわからない状態でした。社会人になってから大学院を受験する知人も友人もおらず、とにかく情報を集めたい一心で『心理系大学院 入試対策講座』を受講しました。時期尚早でした。ですが結果的に心の準備期間を設けるものとなりました。この講座を選択した理由は、『公認心理師・臨床心理士・心理系大学院対策 心理英単語集 schéma』を購入していたことや、メルマガの配信内容から信頼できると考えたからです。
知識同士がいかに関連し合っているかの理解が、実際に問題を解くにあたって大切
高校生向けの文法の参考書と薄い問題集を解いてから、心理英単語集と「心理英語講座」の英文を読み始めました。英文の音読と和訳を繰り返し、毎日英単語を覚えました。一冊心理英単語集を読み終えて、5月半ばから添削問題に取り掛かり、7月に全6回分の提出を終えました。概ね2週間に1題のペースで提出しました。最初はまったくできなくて、そのたびに文法書に戻りました。答え合わせや添削の返却のたびに、解説されている訳し方を暗記しました。
専門科目は1ページにつき1タームの解説ノートを2月から作り始めました。基本的なタームの解説ノートを作り終えてからは、志望校の過去問の分析と大学院の先生たちの専門領域を表にしてまとめました。例えば老年期のメンタルヘルスを専門に研究されている先生がいるなら、グリーフケアや地域包括ケアシステム、選択最適化補償理論などというように、少し踏み込んだ領域のタームを優先してノートを作るようにしました。1日に5題ずつ、ランダムに自分で問題を出し解きました。加えて、10個くらいずつ繰り返し音読しました。添削講座は6月半ばから2週間に1題のペースで提出しました。添削していただいた問題は、特に繰り返し解きました。「専門科目講座」のテキストに掲載されている補足知識とメルマガの内容が、ノート作りに大変役に立ちました。知識同士がいかに関連し合っているかの理解が、実際に問題を解くにあたって大切であると思います。例えばストレスと精神疾患の関係性、発達障害と精神疾患の類似点や相違点、というように、適切に把握できているかを繰り返し確認しました。
どのようなものが研究計画書なのかという枠組みを一から叩き込んでもらった
受講1年目に、一度だけ研究計画書を提出し、添削していただきました。返却されたものを直視できるようになるまで1ヶ月以上かかりました。再び動き出すまでに半年かかりました。その後、添削していただいた研究計画書はそのまま大学院に提出することはできず、新たなテーマを設定しなくてはならなくなりましたが、どのようなものが研究計画書なのかという枠組みを一から叩き込んでいただいたので、何とか仕上げることができました。
コツコツ続けることで何とかなったのは、努力の方向が間違っていなかったから
講座での学習を通して、最短で受験に必要な心構えや問題を解く際に必要な枠組みが得られたと思います。心理学の知識があることと、大学院入試を突破することは別の技術が必要です。自分なりにコツコツ続けることで何とかなったのは、努力の方向が間違っていなかったからだと思います。志望校の入試問題は事例問題が出されるので、講座では事例問題を中心に添削指導していただきました。本番は、繰り返し解いた問題と類似していた事例だったので、安心して問題を解くことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
家庭や子育てがある中で、大学院受験を戦い抜くことができたのは、講座の適切な添削指導のおかげです。私は一緒に勉強する仲間もおらず、予備知識がまったくない状態でも合格しました。自分にとって何が不足しているのか、例えばモチベーションの維持、適切な知識、コミュニティ、自身のメンタルケア、何を補えばよいか1つずつ解決していくことで、道は拓けるのだと思います。受講を考えていらっしゃる方へ、一緒に心理職の道を歩くのを楽しみにしています。