合格実績
放送大学大学院 文化科学研究科 合格
いくつになっても、学ぶことや人の役に立てることは生きがいになる
岡山県 むむ&もあ さん
2回の不合格を経て、研究計画書は努力だけでは難しいかもしれないと思った
55歳、現在教員をしています。第2の人生を臨床心理士として生涯働きたいと思い、受験を決めました。しかし、なかなか合格することができず、今回の受験は3回目の受験でした。1回目は1次の筆記試験で不合格、2回目は1次試験は通ったものの、2次の面接で不合格。その時点で、筆記試験は計画して勉強すれば何とかなっても、研究計画書は努力だけでは難しいかもしれないと思いました。そこで、研究計画書だけの通信講座を探したところ、『心理系大学院 入試対策講座』に出会いました。
添削指導で研究に対する自分の考えの甘さに正面から向き合わされた
添削指導は3回がベースということで、とりあえず考えていたことを「目的」「背景・先行研究」「研究方法」「成果として期待されること」にまとめて送りました。自分では、まずまず考えられたと思っていたのです。ところが、返ってきた添削には、丁寧な言葉で「これではなにをしたいのかが漠然としていて、絞りこまれていない」という内容のことが厳しく細かく書かれていたのです。通信講座ってこんなに厳しいのか、と正直驚きました。研究に対する自分の考えの甘さに正面から向き合わされた、という感じでした。自分が研究しようとしているのは、どこの部分なのか、どんな研究をしようとしているのかを考え、まとめ、2回目を送りました。すると、「少しまとまってきましたが、まだまだです」という添削が返ってきました。3回目は願書提出が間に合うギリギリまで粘って添削を待ちました。これならば、面接で尋ねられても、自分の考えがはっきり答えられるという感触を持ちました。そして、3回目の受験に挑戦。1次の筆記試験をクリアしたあと、いよいよ2次の面接へ。研究については、それほど尋ねられませんでした。そして、1ヶ月後に合格通知が届きました。
いくつになっても、学ぶことや人の役に立てることは生きがいになる
ここまで研究計画を練らないといけないのだとしたら、自分一人でするのはやはり難しかったと思います。参考文献の記載の仕方なども細かく教えていただけて、すっきりときちんとした研究計画書になったことは、前の2回の受験の時と比べ、その違いは一目瞭然でした。臨床心理士の受験はどこも高倍率です。その中で残っていくことは至難の業です。添削指導を受けることで、ある程度のレベルに達する研究計画になっていったのだと思います。
自分で頑張れること、教えてもらってたどり着けることをはっきりさせると、受験勉強もしやすくなると思います。これから受験をされる方々も、諦めずに頑張ってください。私も臨床心理士資格試験を受ける時には還暦を超えていますが、いくつになっても学ぶことや、人の役に立てることは、生きがいになることだと思っています。
湯川彰浩から一言
