合格実績
秋田大学大学院 教育学研究科 合格
不安があったからこそ合格できた
秋田県 トトゥン さん
英文読解が大学受験時から苦手だった
私が志望していた大学院では英文和訳の問題が基本だったので、自分一人ではどこまで答えが合っていて、どこまで間違っているのかといったこと、また客観的に自分には何の力が足りていないのかを知りたくて講座の受講を決意しました。英文読解は大学受験の当時からあまり得意ではなかったため、「心理英語講座」を受講しました。
他の問題集には手を出さず、繰り返し講座の問題を解いた
心理英語講座の添削はとてもきめ細やかでした。間違っている箇所を指摘するだけではなく、こう訳すともっと正確に試験官に伝わるといったアドバイスも書かれており、参考になりました。私は問題文と解答をプリントアウトし、ノートに貼り、自分の訳した文章と解答を照らし合わせることができるようにノート作りを行いました。そして、他の問題集には手を出さず、何度も繰り返し講座の問題を解きました。普段、英語の長文に触れることがなかったため、英語に慣れていませんでしたが、問題文の和訳を見ると答えを思い出すくらい繰り返し練習すると、過去問題のA4用紙半分程度の英文にも抵抗なくすらすらと読むことができるようになりました。
2つの単語集をあわせて利用して理解を深めた
また、英文を読むために必須である単語に関しては、心理英語講座の特典『テクニカルターム集』や、一般書籍では『心理院単』がとても役に立ちました。多くの大学院では英語の試験の際に辞書の持ち込みが可能かと思います。しかし、辞書をいちいち引いていると時間のロスになってしまいます。私の受験した大学院では60分間という短い時間で全訳をしなければならなかったので、とりわけ単語に関してはあらかじめ理解しておかなければなりませんでした。しかし、何から手をつけたらいいのかわからない、どこまで覚えなければいけないのかわからないときに、2つの単語集はとても役に立ちました。英文ノートの他に単語専用のノートも作り、単語集の問題を一通り解き、間違った単語やわからなかった単語をノートに書きました。特に心理英語に関しては、心理英語としての意味と一般的な英単語としての両方の意味を持つ単語があり、和訳したときに心理英語としての意味が書かれていないと「文章の理解ができていない」と見なされ、減点になります。また、心理英語としてではなく一般的な英単語として訳しなさいという問題が出題されることもあります。そんなときにもこの2つの単語集をあわせて利用すると、英単語の理解も深まり、文章を読む際にとても役に立ちました。
不安があったからこそ合格できた
受験時には「このままで、希望する大学院に本当に入ることができるのだろうか」という不安がずっとつきまとっていました。過去問題を分析しても、どこまで勉強したら大丈夫といったことがなく、講座の自習用テキストを解いてみても、自分の答えで何点くらい取れるのだろうかといった不安がありました。ただ、その不安があったからこそ、合格できたのだと今思います。不安だったからこそ、試験までやれることを全力でやろうという思いや、添削問題を提出するモチベーションにもなりました。添削もやはり結果が自分で思ったほどできていなかったりすると落ち込み、提出するのが怖く、しばらく出さずにそのままということもありました。ただ、やはり大学院受験、特に臨床心理士指定大学院受験は試験の得点が重視され、どんなに研究計画書ができていたとしても、面接ができていたとしても、筆記試験の2科目どちらかの点数が足りなければ大方の大学院では不合格になります。さらに言えば、大学院受験の問題が解けないということは大学院に入る準備ができていない、つまり臨床心理士になる基礎ができていないということにもつながります。だからこそ、自分が今どの程度できているのかということを把握し、今できることを精一杯努力しなければならないと思い、講座での勉強をがんばって続けました。
受験は一筋縄ではいきません。だからこそ、合格した時の達成感や喜びは計り知れません。ぜひ、その達成感や喜びを味わってください。