合格実績
放送大学大学院 文化科学研究科 合格
今年の試験での「書けた」実感は昨年とは別次元
栃木県 たろわん さん
合格者の体験談を読んで、最後の受験を決意
私は30年ほど前に大学の心理学科を卒業しており、現在教育相談の仕事をしています。日頃から臨床心理士の資格を取る必要性を感じ、以前取り寄せてあった他社の教材や参考書などを使って勉強し直し、昨年受験をしましたが、二次試験で不合格でした。私の志望校は倍率が高くなかなか合格しないと聞いていましたし、年齢的にも今回が最後と思い、何を補ったらよいかとインターネットでいろいろ調べていたところ、この『心理系大学院 入試対策講座』を見つけました。私が志望する大学院の合格者の体験談を読み、諦めずにやれることをやり切ろうと、受講を決意しました。
今年の試験での「書けた」実感は昨年とは別次元
英語は受験科目にはありませんでしたが、過去問の中にテクニカルタームの説明が含まれていたことと、研究計画書を添削してもらうことも必要だと感じていたので、「心理英語講座」と「専門科目講座」の2科目を受講しました。仕事や家事をしながら勉強するには生活時間の工夫が必要で、計画表を作り、朝4時に起きて、短い時間内で集中して行いました。専門科目は一通りの勉強をしてきたと思っていましたが、いざ1つのテーマで800字で書くとなると、心理学辞典や参考書と首っ引きで、一から土台を作り直していく作業でした。昨年との大きな違いは、添削でのやり取りで厳しいながらも温かい励ましの言葉をいただきながら、独学では到達できない「論述の力」をつけることができたことだと思います。実際、今年の一次試験での「書けた」実感は昨年とは別次元でした。
研究計画書の添削指導を肝に銘じて2次試験の準備をした
研究計画書は、出願ギリギリになってもなかなかまとめられず本当に苦労しました。昨年の二次試験の面接で、最も厳しい指摘を受けたのが研究計画書の内容でした。こんな状態ではダメだ、もう今年は諦めようと何度思ったか分かりません。結局未完成の状態で添削をお願いすることになってしまい、同時並行で職場の仲間にも読んでもらいました。複数の人からフィードバックをもらうことで、自分の中の研究テーマの焦点が定まっていき、何とか提出することができました。添削の中で「研究計画書は提出して終わりではなく、口頭でもしっかり答えられるように整理しておくこと」とありました。昨年のこともあり、この言葉を肝に銘じて、二次試験まで気を抜かずに、どんな厳しい言葉が来ても答えられるように準備をしました。そのおかげで面接は、緊張しながらもやれることは全部やったとの思いで終えることができました。
やれることをやり切ること、そして諦めないこと
これからも厳しい道のりが続くとは思いますが、自分が何をしたくて大学院に行くのかを突き詰めることができたのは、未熟な答案や研究計画書をとことん添削していただけたおかげだと思っています。本当にありがとうございました。これから受験する皆さん、やれることをやり切ること、そして諦めないことで新たな未来が開けてきます。ぜひ、頑張ってください。