何度不合格になっても、あきらめないことで最後には合格通知をもらえた – 心理系大学院 入試対策講座

  • HOME
  • 合格者の声
  • 何度不合格になっても、あきらめないことで最後には合格通知をもらえた

合格実績

武蔵野大学大学院 人間社会研究科 合格

何度不合格になっても、あきらめないことで最後には合格通知をもらえた

神奈川県   菊次郎 さん

受講講座: 専門科目講座 

入試年:2022年度・春入試  合格

合格校: 武蔵野大学大学院  

定年直前に退職し、受験勉強を本格的にスタートすることに

臨床心理士を目指して心理系大学院の受験を決め、会社を定年直前に退職し、受験勉強を本格的に開始しました。通学の大学院受験予備校で勉強していましたが、論述の個別指導がなく、論述対策に不安を感じていた折に『心理系大学院 入試対策講座』の「専門科目講座」を知りました。予備校と比較すると費用面ではかなり割安であったこともあり、利用を決めました。

添削指導は自分の論述を客観的に評価してもらえるので、勉強の進捗度の参考になった

開始時は自習用テキストを最初のページから順番に解答作成を行い、ある程度進んだ段階で、添削問題冊子の添削問題に取り組みました。添削問題は志望校の問題傾向に近いものを選択しました。最初の段階では知識不足からまったく手がでなかったので、専門書、受験参考書、心理学辞典などを参照しながら自分なりの解答を作成するようにしました。勉強が進む中で、基本的な専門用語を覚え、概念を理解し、実際に書いてみることを繰り返すうちに徐々に書籍などを参考にせず記述できるようになってきました。ある程度書けるようになったら、原稿用紙を使って文字数を意識すると共に、解答時間をシミュレーションして論述の練習を行いました。添削結果はかなり厳しい評価でしたが、自分の論述を客観的に評価してもらえるので、勉強の進捗度の参考なりました。添削問題冊子と自習用テキストは他のテキストと比較すると解説が詳細に記述されており、特にロジャーズの傾聴の概念などが参考になりました。ある大学院の過去問では、テキストにはないタイプの特殊な過去問がありましたが、質問をさせていただき、解答の方向性を示唆いただきました。

大学院ごとに出題傾向が違うので、過去問は早めに取り寄せること

社会人としての経験を生かしたいと思い、研究テーマと卒業後の進路は産業領域に決め、大学院のホームページから産業領域を専門とする教授、准教授の方が在籍する大学院を候補にしました。また募集定員、通学地域、試験時期、出題傾向、教育給付金の有無なども考慮しました。
受験校によって出題傾向がかなり違うため、大学院ごとに勉強方法も異なってきます。基礎的な知識を固めたら、志望する受験校の過去問を早めに取り寄せて試験対策をするのがよいと思います。受験校を広げすぎると、どうしても受験勉強の負荷が大きくなります。例えば、中には1000字程もの論述を課す大学院もあれば、選択問題と200時程度の用語説明のみの大学院もあります。

心理英語・専門科目・研究計画書の勉強法

英語は大学院によっては辞書持込可ですが、試験時間が短く辞書を頻繁に引いていると時間切れとなります。そのためある程度の語彙力は必要になりますので、早めの準備をお勧めします。また試験時間対策として、実際に時間を決めて過去問を解いてみるのがよいと思います。大学院により比較的読みやすい英文を3ページほど速読し、文意に合ったものを選択させる大学院や、数パラグラフの難易度が高い文書を読み、臨床心理学的な知見を踏まえて和訳させる大学院などこちらも大学院によって傾向はさまざまなので、過去問対策が重要だと思います。心理学の専門用語は一般の英和辞典には載っていないことが多いので、暗記する必要があると思います。
用語説明問題はほとんどの大学院で課されます。頻出用語については、実際に自分で書いてみることが大切だと思います。理解したと思っていても実際に書こうとすると文書が続かず、200字以上の説明になると、丸暗記で書くのは難しく、その用語をきちんと理解していることが必要だと思いました。重要な概念については、参考書、専門書、心理学辞典など何冊かを参照しながら、何度も繰り返し記述練習を行いました。また500字、1000字の論文を課すところは、原稿用紙を使って該当の字数を時間内に書けるかシミュレーションを行いました。
使用した参考書は大学院受験用のだけでは十分ではなく、論述の内容を深めるために基礎心理学、臨床心理学の概説に関する定番の専門書を読むことは必要だと思います。また用語問題対策として『心理学辞典』も参照しました。大学院によっては公認心理士試験の内容に準じた問題を出題するケースがあり、公認心理士試験のテキストや問題集も参考にしました。
研究計画書の作成は心理学部以外の出身者で、学部で論文の作成経験がない場合は独学では難しいと感じました。「研究計画書講座」の利用などを検討されてもよいかもしれません。早めにドラフトを作り、有識者に見てもらい、完成の目途を立てることで精神的にはだいぶん楽になり、英語や専門科目の勉強に集中できるようになると思います。

面接の傾向と対策について

どの大学院でも概ね次の質問を受けました。「当該大学院を選定した理由」、「臨床心理学を学ぶ理由」、「研究計画書についての質疑」、「卒業後のプランや領域」。特殊なケースでは、面接官がクライアント、面接者がカウンセラーになり模擬カウンセリングを課された大学院もありました。
ちなみに、私が受験した大学院は、4~5名のグループであらかじめ用意された事例を読んでディスカッションさせる、あるテーマ(異文化カウンセリング、ウクライナ戦争におけるマスメディアから影響を受ける子どものメンタルケアなど)を口頭で伝えてディスカッションさせる内容でした。

オープンキャンパスや研究室訪問にはできるだけ行った方がよい

大学院のオープンキャンパスへの参加や研究室訪問は可能であれば、できるだけ行った方がよいと思います。私がお話を伺った教授は親切な方ばかりで、産業領域に興味があるなら、この大学院がよいなど教えていただけました。またゼミに体験参加をさせて頂いた大学院もあり、大学院生から勉強方法などをヒアリングできました。また自分の場合は年齢の問題があったのでオープンセミナーの際に教授に試験に年齢が影響するか率直に伺い、まったく関係なく、シニアでも就職実績はあると伺い、とても励みになりました。

何度不合格になっても、あきらめないことで最後には合格通知をもらえた

何度も不合格通知を受領し、年齢の問題、他学部出身の立場では合格は難しいのではと疑心暗鬼になった時期もありましたが、あきらめずに日々図書館通いを続け、最後の最後で合格通知をいただきました。受験準備の期間中はつらい時期もあると思いますが、たまには気分転換もしながら、最後までベストを尽くしていただければと思います。幸運をお祈りいたします。

湯川彰浩から一言

デルタプラス・湯川から一言
定年直前に新しいキャリアに向かって大学院にチャレンジされたということで、勉強のブランクもあって大変だったと思います。ですが、あきらめずに何度も挑戦することで見事合格を勝ち取られました。専門科目の論述対策は講座の添削指導を通じて、かなり力を入れて取り組まれたことがわかりますね。また、各科目の勉強法だけでなく、面接でどのような質問を受けたかやオープンキャンパスでの様子についても具体的に書いてくださっています。受験生のリアルの意見がたくさん詰まった体験談ですから、是非ともの受験勉強の参考にしてください。

無料資料請求はこちらからどうぞ

当社の添削講座にご興味のある方に、『心理系大学院 入試対策講座』のパンフレットをお届けします。パンフレットには心理系大学院の受験の流れ、講座の詳細内容、学習サイクルなどが詳細に記載されていますので、ご一読いただければ、当講座のことをより具体的にイメージしていただけるはずです。

郵便番号 (ハイフン付でご記入ください。例:107-0052)
都道府県名
住所(都道府県以下の住所)
※資料をお届けする住所を正確にご記入ください。
メールアドレス
※資料の発送が完了しましたら、メールでお知らせします。
心理英語講座 心理系大学院 専門科目講座 心理系大学院 研究計画書講座

心理系大学院入試対策講座・合格校一覧