合格実績
鳴門教育大学大学院 学校教育研究科 合格
もっと前に講座に出会っていれば、もう少し楽に合格できたのではと思う
宮崎県 ハハッ!! さん
心理系の授業の少ない大学だったので、臨床心理学の勉強は独学で行うことに
今回、12月日程の鳴門教育大学大学院に合格することができました。私の受験期間の体験談が、これから心理系大学院を受験される皆様にとって少しでもお力になればと思い、執筆させていただきます。
私が今回の受験において一番不安だったのは、受験科目の勉強面です。学部時代、教育学部ではありましたが、心理系の授業はほとんどない大学だったため、入試科目の専門科目である臨床心理学は独学で行う必要がありました。そのため、初めは基礎知識を身につけるのに、心理系大学院入試のための簡単な参考書を読んで、自分だけのまとめノートを3年生の12月頃から作り始めました。周りの友達は教員採用試験の勉強を行っていたため、一緒に勉強したりしてモチベーションを保っていました。自分の場合、4年生の5月に最後の教育実習が入っており、その準備なども含めると、5月は丸々勉強時間を取ることができませんでした。そのため、私のように心理系の科目に対応していない大学に在学中の方は、できるだけ早く勉強を始めておいた方がいいでしょう。
周りが進路を決めていく中で、一人でも集中できる環境作りを早めに行っておく
4年生の6月になると周りの友達は教員採用試験の一次試験の筆記試験を終え、面接や模擬授業といった対策に入り始め、8月半ばにはすべて終わるという人がほとんどだったため、周りに一緒に勉強をする友達がいなくなって、かなりモチベーションが下がり気味になりました。また、どの学部であったとしても4年生は授業がほとんどなくなってしまうため、友達と会う機会も減ってしまうと思うので、一人でも集中できる環境作りを早めに行っておくことをお勧めします。
自分の場合は家だとどうしてもだらけてしまっていたので、図書館やゼミ室に、どんなにやる気がなくても5分だけ勉強しに行くというルールを設けて勉強をするようにしていました。この時期になると心理学検定の一問一答や、大学受験に使った英語の長文問題などを解いていました。一問一答は間違えた問題の解答をルーズリーフに書き、トイレの壁や玄関、台所の壁など自分がよく目にする場所に貼り、家事を行いながらでも勉強できるようにしていました。英語は大学受験の時も本当に足を引っ張っていたぐらい苦手だったので、心理英語のような難しい問題には取り組まず、まずは簡単な長文問題で英語のリハビリから始めていきました。単語の学習はバイト時間の合間や、運転中に何度も音読した長文の音声を聞いたりして行っていました。
不合格はつらかったが、できることはすべてやり切って次の入試に臨みたいと思い受講した
8月日程の試験を受けましたが、ここでは不合格になってしまいました。不合格は確かにつらかったですが、落ち込むよりも「なぜ落ちたのか」を考え、「次にどうすれば受かるのか」を考えるようにしました。研究計画書の添削をしてもらう環境がほぼないこと、専門科目の論述の解答を第三者に添削してもらえないことが大きな改善点として挙げられました。そんな中で、インターネットでこれらを解決する方法を探し、『心理系大学院 入試対策講座』に出会いました。金額も一人暮らしの大学生からすれば決して安くはありませんが、不合格がわかってから12月日程の入試まで残りの3ヶ月でできることはすべてやり切ってから入試に臨みたいと思い、申し込みをさせて頂きました。主に「研究計画書講座」で研究計画書の添削を行っていただきましたが、自分の研究計画の改善点などをわかりやすく教えてくださり、合格レベルの研究計画書を作成できました。また、「専門科目講座」の添削問題や、自習用テキストで勉強することで、自分がわかった気になっていたけど説明はできないといった知識の補修を行うことができました。
もっと前に講座に出会っていれば、もう少し楽に合格できたのではと思う
8月日程は40人募集の倍率で約2倍、12月日程は5人募集で倍率3.6倍という状況でどうにか12月日程で合格できたのは、添削指導をしていただいたおかげだと思っています。もっと前に講座に出会っていれば、8月日程でもう少し楽に合格できたのではないかと思います。
大学院となると進学する人も少ないため、周りは就活が終わって最後の大学生活を遊んで楽しんでいる中、一人で勉強をしなければならない苦しい状況になると思いますが、成長するにつれて「本気で頑張る」ということができなくなっている周りと違って、今、目標に向かって頑張ることができているという事実に目を向けてポジティブな気持ちで頑張ってください。これから受験をされる皆様の合格をお祈り申し上げます。
湯川彰浩から一言
