合格実績
仁愛大学大学院 人間学研究科 合格
繰り返し同じ問題に取り組むことで変化を実感
福井県 saya さん
受験勉強はほぼ独学からのスタート
私は大学では教育学部の臨床分野で学んでいましたが、心理学部とは違い、大学の授業で学べる心理学はごく限られていました。そのため、心理系大学院の受験勉強は、ほぼ独学からのスタートでした。
私が受験勉強を本格的に始めたのは大学3年時の9月頃で、受験のおよそ1年前でした。まずは本屋で何冊か参考書やテキストを購入し、心理学用語などの基礎を頭に入れ始めました。しかし大学院の過去問を見てみると受験問題はすべて記述式で、模範解答もないためどのように書けば合格圏内に入るのかということがまったく分かりませんでした。予備校等は通える場所にありませんし、大学の先生に添削を頼むことも考えたのですが、先生もお忙しいため、あまり頻繁にお願いするのは気が引けました。
そんなとき、何か情報は得られないかとインターネットで調べて見つけたのが、この『心理系指定大学院 入試対策講座』でした。自分に合った形で講座の組み合わせが可能である点、通信で解答を添削してもらえる点、また、他の添削講座と比べて受講価格が手頃な点が特に魅力的に感じました。
英語が苦手ではないと思っていたが、考えが甘かった
早速パンフレットを取り寄せ、私は心理英語講座と専門科目講座を受講することに決めました。英語は苦手ではなかったため、それまで心理学の専門分野ばかり勉強さしていたのですが、講座のテキストをやってみると、自分の考えが甘かったことに気づきました。心理英語にはテクニカルタームや独特の訳し方があり、それらがまったく頭に入っていなかったのです。初めのうちは辞書を使いながらじっくり自習用の問題に取り組んでいきました。受講特典でいただいたテクニカルターム集が非常に役立ちました。徐々に目標時間を意識するようになり、添削問題にもチャレンジしました。真っ赤になって返ってきた答案を見て少しショックを受けたこともありましたが、やはり自分で採点するのとはまったく違い、大変丁寧に添削していただきました。少しずつ訳し方のコツも分かってきて、添削に「この部分がきちんと訳せていた」などと書いていただけると嬉しくて自信もつきました。
専門科目はどこに重点を置いて勉強すればいいのかが分かった
専門科目は独学である程度勉強していたのですが、どの部分に重点を置いて、どのように説明すればよいのか、記述の仕方についてはまったく分かりませんでした。いくつか自習用テキストをやってから添削問題にもチャレンジしたのですが、やはり英語と同じく答案は真っ赤になって返ってきました。添削では、どこに重点を置けばよいのか、どの部分が不足しているのかなど詳しく丁寧に書かれていたので、頑張ろうと思うことができました。また、自分で印刷して何度も問題に取り組むことができるため、復習がしやすかったです。
研究計画書の添削も非常に助かりました。大学の先生にも見ていただいたのですが、本講座の添削指導ではまた違った視点からの意見をいただくことができ、より内容を練り上げることができたと思います。また、自分がやろうとしている研究において何が本当に大事なのか、改めて見つめ直すこともできました。
繰り返し同じ問題に取り組むことで変化を実感
一通りの添削問題をやり終えてからも、何度も繰り返し同じ問題に取り組みました。英語は単語やテクニカルタームが少しずつ頭に入り、辞書をほとんど使わなくても訳せるようになりました。専門科目も記述のポイントを押さえつつ、長めの記述でも恐れることなく取り組むことができるようになりました。最初はまったく手が出なかった大学の過去問も、講座で学んだことを意識すると、それほど困難には感じなくなってきました。
入試前日は緊張しましたが、これまで取り組んだ問題を見返したり、テクニカルターム集や単語帳で最終確認をしたりして、気持ちを落ち着かせました。本番当日は、これまでやってきたことを信じ、自信を持って落ち着いて問題に挑むことができました。