他の道を歩いてきた分、プラスに働くものもあるのだと受験を通じて感じた – 心理系大学院 入試対策講座

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合格実績

帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科 合格

他の道を歩いてきた分、プラスに働くものもあるのだと受験を通じて感じた

埼玉県   ざくろ さん

受講講座: 心理英語講座  専門科目講座  研究計画書講座

入試年:2023年度・秋入試  合格

合格校: 帝京平成大学大学院  

自分が心理学部卒ではないということに悩み、不安を感じていた

本講座の受講前、私は受験勉強のスタートの遅さ、部活動の忙しさ、心理学部卒ではないことによる不安、という3つの悩みを抱えていました。前者2つに関しては、時間的猶予や部活動を悔いなくやり切りたいという気持ちから、結局は大学在学中に受験をせず1年浪人するという形を取りました。社会人になる年齢が周囲より遅れるという不安はもちろんありましたが、その結果自分と向き合う時間が増え、より自信を持って次のステップに踏み出すことができたと今は思っています。最も悩んでいたのが心理学部卒ではないということで、そもそも出身校とは別の大学院を受験する時点で母数が少ない上に、他学部からの挑戦ということで不安はとても大きかったです。周囲に頼れる人もほとんどおらず、受験における不安の解消法がしばらく見つからずにいました。
はじめは大学院受験向けの参考書を購入して自分で勉強を進めていましたが、他の参考書探しをしているときに書店で新しく販売されていた『心理英単語集shéma』を見つけたことから、本講座の存在を知りました。受験に際して、第三者の添削による協力が不可欠だと感じてはいましたが、予備校に通うことは金銭的にも厳しい上、これまで塾に通ったことのない自分の勉強のスタイルにも適さないと思っていたところで、通信講座なら解決できる、と思い受講を決めました。

意訳してしまう癖を講座で矯正することができた

私は帝京平成大学大学院の1校に絞っていたため、以下に記す勉強法はこの大学院の受験に特化したものになるかもしれません。受験科目は小論文、英語、専門科目でしたが、心理英語と専門科目に分けて勉強法を記します。
まず心理英語について、英語に関してはこれまで専門的に学習してきたことから、心理英単語を理解して覚えることと、英語の問題への慣れを取り戻すことを心掛けていました。元々英文を音読することで英単語を覚えたり、速読力を上げたりするスタイルが自分に合っていたので、できるだけ毎日何かしらの英文を音読するようにしていました。実用的な英語の使用に慣れてしまった分、文章や単語を意訳してしまうことが癖になっていたため、講座はその傾向を見つけ、矯正することにかなり役立ったと感じています。

一言ででも良いから、何も見ずに専門用語を説明できるように意識する

専門科目については、まず軸になる参考書とそれに対応させたノートを用意し、そのノートに自分の言葉で専門用語や概念をまとめ直したり、別の参考書に載っている情報を追加したりして、基本知識を深め、身につけていく作業を行いました。基本知識が大方身についた後に1つの専門用語の定義を200字程度で説明する練習をし、それができるようになってきた頃から本講座を使用した演習を行いました。初めのうちは一言ででも良いから、何も見ずに専門用語を説明できるようになることを意識したことで、より自分の中での理解度や定着度が上がっていく実感がありました。実際の試験問題では、基本知識を派生させたり、別の知識と組み合わせたりする必要があるため、それを想定した講座の問題は、自分の頭の中で知識を出し入れする練習に役立ち、試験に対応可能なレベルにまで引き上げることができました。

研究計画書講座を志望理由書の添削として利用した

さらに、私は研究計画書講座を志望理由書の添削として利用させていただきました。一見、志望理由書とだけ聞くと添削がなくても書けそうなイメージではありましたが、いざ文章にすると他者に意図した通り伝わり切らない箇所が多々あり、第三者の目線の重要性を痛感しました。また、本講座の受講まで自分の志望理由や進路転換について、自信のなさや不安から公に話したことが無く、志望理由書の答案で実質初めて、きっかけや自分の気持ちを詳細にさらけ出すことになりました。この添削の中で内容について肯定的なフィードバックをいただけたことで、自分の進路選択について自信が沸き、面接においてもしっかりと自分のビジョンを伝えられたことに繋がったと感じています。

実際に受験してみた入試本番の傾向や気づいたこと

試験は小論文、英語、専門科目、昼休憩を挟んで小集団討論、個別面接の流れで行われました。小論文では知識や定義についての説明というより、事例問題のように実践的な内容が問われることが多いと感じました。字数指定はなく、A4の白紙の解答用紙に記入する形のため、問われている内容を適切に読み取り、論理立った解答をする必要がありました。英語では代名詞や指示語の内容を答えるような読解力を問う問題が増えたように感じます。辞書が貸与されますが時間的にすべてを調べている余裕はないので、特に自信のない箇所や日本語訳の精度を上げるために保険として使える、くらいの感覚がよいと感じました。
専門科目では選択式の知識問題と、昨年度(2023年度)入試より新たに増えた語句の説明問題が2題出題されました。基本的な知識が身についていれば半数以上は対応できると思いますが、数題ほど心理職に関わる法制度の問題が出題されており、過去問で確認できる範囲は対策をしましたが、本番では知らない問題が出題されたため、対策の優先度としては低くてもよいと思います。説明問題は200字程度にまとめられれば問題ないです。
小集団討論では無作為に選ばれた3、4人が別室に呼ばれ、提示された題材について話し合いました。今回はCOVID-19に関する題材だったため、小論文に類似して実践的、時事的な内容が題材に設定されていると考えられます。事前に内容をまったく知らされないため特別な準備はできませんでしたが、実践的、時事的な題材に対して自分の意見を簡単にまとめる練習を日頃から行っていると、試験だけでなくその先にも生きるのではないかと思います。
個別面接は教授2人との2対1の形式で、最初に教授の1人がクライエント役、私がセラピスト役でのロールプレイを行いました。その後、志望のきっかけや理由、将来的に自分がどういった支援を行いたいと考えているか、心理士としての活動における自身の壁、などが問われました。対策としては志望理由書と履歴書に書いたことの詳細や書き切れなかった理由などについてまとめることと、親しい人に協力してもらい他己分析を行いました。

他の道を歩いてきた分、プラスに働くものもあるのだと受験を通じて感じた

最後に、今後 心理系大学院を受験する方に向けてですが、私のように他学部から受験をするという人も少なくないと思います。私は、心理士として誰かを救いたいという気持ちと、自分には心理士としての適性があるという2つを、落ち込むたびに自分に言い聞かせて進んできました。心理学部卒の人との差が不安になることもあると思いますが、他の道を歩いてきた分、プラスに働くものもあるのだと受験を通じて感じたので、最終的には自分の選択や方向性を信じて進むことが一番大切だと思います。私の体験が誰かのこれからに役立つことを願っています。

湯川彰浩から一言

デルタプラス・湯川から一言
この受講者さんは他学部からの挑戦ということで、何かと不安に駆られることが多かったと思います。内部受験の場合なら大学院に合格した先輩から、「どのような勉強法をしたのか」「面接ではどんなことが質問されるのか」といった情報を聞くことができますが、他学部だとそれができません。他学部からの受験はそうしたデメリットはあるものの、講座でフィードバックを受けて対策を続けることで、見事志望校に合格されました。講座では心理英語や専門科目の勉強法や研究計画書に基づいて想定される面接の質問項目など、疑問点や不安に思ったことはいつでも質問することができます。そうした寄り添うサポートが備わっているからこそ、安心して受験対策を進めることができるんです。そして、これが独学だけで勉強する人との大きな差になるのです。

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当社の添削講座にご興味のある方に、『心理系大学院 入試対策講座』のパンフレットをお届けします。パンフレットには心理系大学院の受験の流れ、講座の詳細内容、学習サイクルなどが詳細に記載されていますので、ご一読いただければ、当講座のことをより具体的にイメージしていただけるはずです。

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