合格実績
兵庫教育大学大学院 学校教育研究科 合格
講座をもっと早くに始めておくべきだった
香川県 ユヅ さん
研究内容の変更からあえて他大学院を受験することに
臨床心理士になりたいと思い、心理学を学べる大学に入学しましたが、被災地ボランティアを経験したことから、特に被災者支援について学びたいと思うようになり、トラウマ回復支援に重点を置いている他大学院を志望するようになりました。周りが自大学院を受験する中、独学で他大学院を受験することに不安を抱いていた中で、『心理系大学院 入試対策講座』に出会いました。
心理英語でも一般用語の訳し方を定着させることを優先すべき
講座を始めてから、心理英語は一日一題のペースで解くようにしていました。英文で取り上げられている分野は、概論書で確認しながら並行して日本語でノートにまとめました。また、心理英語で頻出の一般用語を覚えることで、辞書を引く時間を短縮するように心がけました。心理英語の勉強ではテクニカルタームが取り上げられがちですが、心理英語の文章の中での一般用語の訳し方を定着させることを優先すべきだと思います。
概論書は何回も読み返す中で理解していけばよい
専門科目は、まず概論書を一冊読み切ることからはじめました。最初は書いてあることが理解できませんでしたが、分からないところはとりあえず流して読み進めました。受験までに何度も概論書を読み返しましたが、5回、6回と読んでやっと理解できたことも多くあります。最初から理解しようとせず、何度も読み返すことが大事だと思います。講座の論述問題は、ある程度知識がついてきてから取り組むようにしました。初めから自力で解くのは難しく感じたため、1回目は解答を書き写し、文の構造やキーワードをチェックしていきました。添削では毎回真っ赤な答案が返ってきましたが、大学院入試は受験までにテストがない分、添削の評価やコメントが現状把握やモチベーション維持に役立ちました。受験までに英語は3回通して、専門科目は2回通して解いたことで、自信につながりました。
面接試験には気持ちを切り替えて臨んだ
受験当日は、たくさんの受験者や予想していたよりも大きな解答用紙に圧倒されてしまい、かなり緊張してしまいました。終わった後は「できなかった」という思いから打ちひしがれましたが、午後からの面接で勝負しようと気持ちを切り替え臨みました。研究計画書は講座で細かいところまでアドバイスしてもらえたのでよかったです。書き直す時間も考えて、早めに提出することをおすすめします! 受験までに説明会に参加したり、教授陣の著書を読んでいたことで、面接の緊張がいくらか和らいだと思います。筆記試験が思うようにいかなかったとしても、挽回のチャンスはあるので、ぜひ最後まで諦めないでほしいと思います!
講座をもっと早くに始めておくべきだった
本格的に受験勉強を始めたのは受験の年の2月頃で、講座を受講し始めたのは4月でしたが、もっと早く始めておくべきだったと少し後悔しています。独学だと、勉強していても本当に身についているのか、勉強法は間違っていないかなど、何かと不安になります。迷いがあるまま勉強することはいちばん効率が悪いと思います。その点、講座を受講し始めてからは迷いなく勉強に集中できたと感じています。受験は長期戦なので根を詰めすぎず、息抜きをしながら頑張ってください!
大学院では、また新たな環境で2年間学べることに今からワクワクしています。災害大国の日本では、いつ自分が災害に見舞われてもおかしくありません。トラウマを経験した人の意味づけの過程をサポートしていけるような臨床心理士になりたいと思います。